リストラがチャンスに変わる時

「ピンチはチャンス」

といった言葉を耳にすることがあります。

これは、一見ピンチに思われる出来事も

見方や、ものごとの捉え方を変えることで

チャンスに思えるようになったり

或いは、月日が経ってから

あのピンチはチャンスだったんだと

思い出すような時に使われます。

さて、貴方にとって

「ピンチ」とは何でしょうか？

どのような時でしょうか？

よく、「今月は、給料日までピンチ！」と言うように

ほとんどの方にとっては

「ピンチ」は「お金」と直結していて

「収入が無くなる＝仕事が無くなる」

といったことではないでしょうか。

その流れで行くなら

ビジネスをされてきた方

会社勤めをされてきた方にとっては

「チャンス」という言葉から

「＝お金（収入）」や「新たな仕事」を

連想される方が多いのではないでしょうか。

確かに、実際にピンチをチャンスに変えて

世に言う「成功者」となる方もいらっしゃるとは思いますが

私のブログでは、いかに現状を克服して

起業したり、再就職を勝ち取る為の

HOW TO や、心の持ち方の話ではなく

「リストラ」という

とても受け入れがたい辛いことを体験し

「そこ」から何を気付くかで

残りの人生の「在り方」を変えることが出来る

絶好の「チャンス」であるということをお伝えしたいのです。

人は、自分が「不幸」だと思うものから

早く抜け出したいと思っています。

それ自体は、ごく当たり前のことだと思います。

辛ければ、辛いほど、耐えることにも疲れて

「お先真っ暗」と思ってしまうこともあるでしょう。

ですが、「人間は、自分に耐えられないことは起きないと」

私は信じています。

（その人、それぞれのキャパに応じた

「不幸（と呼ばれるもの）」が起きるということ）

そして、その様な局面こそが

本当の自分の声に気付くことが出来る

「チャンス」であるということを

お伝えしていきたいと思います。

まず、自分の声を聴く第一段階として

「自分が何を感じているのか？」を

聴いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

頭の中で「思う」のではなく、

実際に、ノートや紙にペンで書きだすことをお勧めします。

「今」「苦しい」と思っていること全てです。

これは、出来るだけ一人の空間でやってください。

リストラにあったことで

今まで会社に尽くしてきた思い

責任を持って真面目に向き合ってきた思い

「何で、俺なんだ！？」という思い

仕事が決まらない不安、焦り

収入が無い不安・・・・、

何でもいいので

とにかく思うこと全て書き出してみてください

書き出すと、結構どんどん出てきます。

字は汚くて読めなくても構いません

むしろ、怒りが出てきて声を上げながら

書き殴るぐらいが丁度いいかと思います。

何枚も何枚も書いてもいいでしょう。

本当の自分の心の叫びを

全て引き出してあげてください。

そして、「出し切ったな」と感じたら

紙に書いた場合は、勢いでビリビリに破ってもいいでしょう。

そして終わったら、心を静めてみてください。

無理に、「心の声を聴こう」としなくてもいいです。

ただ、静めてみてください。

まずは、第一歩を踏み出してみてください。